アメリカはあらゆる単位が日本と違う!!!

アメリカはあらゆる単位が日本と違う!!!

公開日 2021年3月25日 最終更新日 2021年7月5日

アメリカに来てまず大変だったのが、あらゆる場面で日本で使っていた単位と違うということでした!

具体的に言うと、

長さ、距離、重さ、温度、、、

普段の生活でよく使う単位が全て違うんです。。

同じなのは時間くらいですね。日本との時差はありますが。

というわけで、今回はその単位について徹底的に紹介したいと思います!!

そして時差についても早見表をつけておきます!サマータイムも対応!!

長さ、距離

日本ではご存じの通り、cm(センチ)やm(メートル)を使いますよね。

ところが、アメリカではfeet(フィート)inch(インチ)mile(マイル)なんです。

ぶっちゃけ何feetが何cmかとか全くわからないし覚えられなくて、いまも調べたりしてます。

ということで、この機会に自分も覚えようと思います!!

1inch = 2.54cm

1feet = 30.48cm (= 12inch)

1mile = 1.609km

yard(ヤード)もありますが、アメリカで生活していてあまり見かけないですね。

ちなみに1yard = 91.44 cm (=3feet)です。

実際に何かを測るときはちゃんと計算したほうがいいですが、ざっくりの感覚としての覚え方として、

1inchは缶ジュースのプシュってする蓋の部分くらいの長さ。

1feetは小学校の時に使ってた30cm定規くらいの長さ。

1mileはそのまま覚えましょう!!1.6km!!

普段はネットで調べればいいのですが、暗記しておかなきゃいけない場面がアメリカで生活していて一度だけありました。

それはアメリカの運転免許試験で身長、体重を書く欄を埋める時でした。

試験は会場のコンピュータを使って入力を進めていくのですが、身長、体重の入力欄が途中であります。

会場のコンピュータでは外部のサイトに繋げて調べたりなんかもできないし、試験会場は個人のスマホが使えないんです。カンニングと思われてしまいますので。ですので覚えていく必要がありました。

170cmの場合は5feet 6.93inchとなります。

少数を四捨五入して5feet 7inchみたいに書くのが一般的なようです。

さらに書き方として

5′ 7”

こんな感じ書くことが多いし、運転免許証にもそのようなフォーマットで書かれています。

mileは車の時速や標識に使われています。

この道は時速30mileまでとか。

車のスピードメーターの単位をmile表示にしておけば、そのスピードメーターを見て標識以下の速度で運転すればいいだけなので、アメリカで車を運転しているときに1mileが何kmかなんて考える場面はほぼないです。

ちなみに、私がアメリカに引っ越してきた際、やはりいくつか家具等を買いそろえたのですが、家具の大きさをこのinchやfeetでの単位で記載されてもどれくらいの大きさか全然ピンとこないですし、日本から持ってきていたメジャーは全てcm単位なので全く役に立ちませんでした。

そんな中、知り合いに進められたのが、IKEAのメジャーです!!

こちらはなんとinchとfeetとcmが全て記載されている優れものなのです!!

そしてお値段が、日本だと199円、アメリカだと$1.49とお手頃価格!!

本当にこれは一個買っておくべき商品です!!

もちろん日本のIKEAでも入手可能です!

下記がそれぞれの販売サイトです!

日本の販売サイト:https://www.ikea.com/jp/ja/p/fixa-tape-measure-90242274/

アメリカの販売サイト:https://www.ikea.com/us/en/p/fixa-tape-measure-40237557/

重さ

これも生活でよく使います。特にスーパーでよく使います。

肉の重さを指定したりと。

アメリカでは重さの単位としてオンス(oz)やポンド(lb)が使われています。

lbって一つもポンドっぽい発音の文字がないですが、これはラテン語から来てるからのようです。

こららのgとの関係は下記です。

1oz = 28.35g

1lb = 453.6g (= 16oz)

というわけで、gに直すとかなり覚えにくい数値ですよね。

まぁ、これは仕方ないので覚えましょう。

私はスーパーの肉の量り売りのところでは、あれこれ考えずとりあえず、1ポンドくださいって言ってます。

温度

これも違います。

アメリカで普通にテレビやネットを見ていると天気予報が流れたりもしますが、その表示を見ると60とか表示されていて、えぇぇってなります。

そう摂氏℃と華氏℉の差があるんです。。

アメリカでは温度は華氏℉で基本的には表示されています。先ほど言った天気予報やエアコンの設定温度まで全て。。

まぁ、明らかに値が違うのできっと摂氏じゃないんだろうなとはすぐ想像がつきますが、実際に普段日本でなじみのある摂氏だと何度のことなんだろう。ってなります。

主な温度の摂氏と華氏は下記です。

0℃ = 32℉

10℃ =50℉

20℃ =68℉

30℃ =86℉

摂氏で1℃上がると、華氏で1.8℉上がります。

正確ではないですが、ざっくり計算する計算方法としてよくネットに載っているのが、

(〇℉ – 30) / 2

という計算式で摂氏℃に変換するというものです!

自分もこの計算式は覚えてたまに頭の中で変換しています。

時間

日本とアメリカで時差があるのはもちろんですが、さらにややこしくしているのがアメリカ(今回はハワイを除く北米のみ説明)の中でもタイムゾーンが4つある点と、さらにはサマータイムなんてゆーものまである点です。

まずはアメリカの4つのタイムゾーンについてですが、

アメリカは広いためその中でも地域によって4つの時差が存在します。

主な地域の分類は下記の通りです。

  1. (PST) シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガス
  2. (MST) ソルトレークシティー
  3. (CST) シカゴ、ダラス、ヒューストン
  4. (EST) ボストン、ニューヨーク、ワシントン、マイアミ

上記は西から順番にグルーピングされているので、順にそれぞれ1時間ずつの時差があります。

どういうことかと言うと、1番目のグループ(PST)のシアトルが10時だとしたら、他のエリアの時間は下記になります。

  1. (PST) 10時
  2. (MST) 11時
  3. (CST) 12時
  4. (EST) 13時

ということです。

PSTやMST等の名称はそれぞれのグループの名前で、最後のSTはStandard Timeの略です。

そして頭文字はそれぞれ、P(Pacific)、M(Mountain)、C(Central)、E(Eastern)を意味します。

ちなみに4つのエリアの日本からの時差は下記のようになります。

  1. (PST) 17時間
  2. (MST) 16時間
  3. (CST) 15時間
  4. (EST) 14時間

上記で記載した時間は、日本を基準にすると1番目のグループ(PST)では17時間マイナスした時間を過ごしています。

日本が18時なら、アメリカは同日の深夜1時ということです。

日本はその日の夜を迎えようとしたころに、アメリカではやっと日付が変わって日本と同じ日になったころということです。

そしてやっかいなのがサマータイムです。

毎年3月の第2日曜日AM2:00~11月第1日曜日AM2:00の期間がサマータイム期間になります。

そうなると時刻が1時間ずれます。日本を基準に考えると下記の通りの時差になります。

  1. (PDT) 16時間
  2. (MDT) 15時間
  3. (CDT) 14時間
  4. (EDT) 13時間

上記ですが、1時間ずれているのは一目瞭然かと思いますが、実はもう1ヶ所変わっている部分があります。。

それは、略称の記載の部分です。PDTのDTの部分のことです。

先ほどはSTだったのですが、サマータイムのことを言う場合にはそれを表すDaylight Timeの略でDTを使います。

下記は日本とアメリカの各エリアのST(Standard Time)期間の対応表です。

日本PSTMSTCSTEST
n日0時n-1日7時n-1日8時n-1日9時n-1日10時
n日1時n-1日8時n-1日9時n-1日10時n-1日11時
n日2時n-1日9時n-1日10時n-1日11時n-1日12時
n日3時n-1日10時n-1日11時n-1日12時n-1日13時
n日4時n-1日11時n-1日12時n-1日13時n-1日14時
n日5時n-1日12時n-1日13時n-1日14時n-1日15時
n日6時n-1日13時n-1日14時n-1日15時n-1日16時
n日7時n-1日14時n-1日15時n-1日16時n-1日17時
n日8時n-1日15時n-1日16時n-1日17時n-1日18時
n日9時n-1日16時n-1日17時n-1日18時n-1日19時
n日10時n-1日17時n-1日18時n-1日19時n-1日20時
n日11時n-1日18時n-1日19時n-1日20時n-1日21時
n日12時n-1日19時n-1日20時n-1日21時n-1日22時
n日13時n-1日20時n-1日21時n-1日22時n-1日23時
n日14時n-1日21時n-1日22時n-1日23時n日0時
n日15時n-1日22時n-1日23時n日0時n日1時
n日16時n-1日23時n日0時n日1時n日2時
n日17時n日0時n日1時n日2時n日3時
n日18時n日1時n日2時n日3時n日4時
n日19時n日2時n日3時n日4時n日5時
n日20時n日3時n日4時n日5時n日6時
n日21時n日4時n日5時n日6時n日7時
n日22時n日5時n日6時n日7時n日8時
n日23時n日6時n日7時n日8時n日9時

下記は日本とアメリカの各エリアのDT(Daylight Time, サマータイム)期間の対応表です。

日本PDTMDTCDTEDT
n日0時n-1日8時n-1日9時n-1日10時n-1日11時
n日1時n-1日9時n-1日10時n-1日11時n-1日12時
n日2時n-1日10時n-1日11時n-1日12時n-1日13時
n日3時n-1日11時n-1日12時n-1日13時n-1日14時
n日4時n-1日12時n-1日13時n-1日14時n-1日15時
n日5時n-1日13時n-1日14時n-1日15時n-1日16時
n日6時n-1日14時n-1日15時n-1日16時n-1日17時
n日7時n-1日15時n-1日16時n-1日17時n-1日18時
n日8時n-1日16時n-1日17時n-1日18時n-1日19時
n日9時n-1日17時n-1日18時n-1日19時n-1日20時
n日10時n-1日18時n-1日19時n-1日20時n-1日21時
n日11時n-1日19時n-1日20時n-1日21時n-1日22時
n日12時n-1日20時n-1日21時n-1日22時n-1日23時
n日13時n-1日21時n-1日22時n-1日23時n日0時
n日14時n-1日22時n-1日23時n日0時n日1時
n日15時n-1日23時n日0時n日1時n日2時
n日16時n日0時n日1時n日2時n日3時
n日17時n日1時n日2時n日3時n日4時
n日18時n日2時n日3時n日4時n日5時
n日19時n日3時n日4時n日5時n日6時
n日20時n日4時n日5時n日6時n日7時
n日21時n日5時n日6時n日7時n日8時
n日22時n日6時n日7時n日8時n日9時
n日23時n日7時n日8時n日9時n日10時

というわけで、こんな感じでアメリカでは全ての単位が違うので最初は色々と苦労することもあるかと思いますが、生活するためには慣れる必要があるので頑張って慣れましょう!